このレビューはネタバレを含みます
「母の怨」を半ば強引に背負わせた上に「kick the witch's ass」だと…!?
いやぁ流石に雑というか不誠実じゃないかーこの扱いは…
意図不明な五線譜バトルとか、古典的な追いかけっこスリルとか演出面はそれなりに面白くて良いだけに何だかなぁ…
「アメリカからパワーを奪うんだ!」という台詞のパワーにはちょっと笑ったけど。
なんかキャストのサプライズとかも最早「ものまね王座決定戦でのご本人登場」くらいの温度感でしか楽しめなくなってきてるかも…。
あとこれは個人的な理解力の問題やと思うけど、誰がどこまで何をする能力があるのかがもう分からなくなってきた。そういう事はできるけどそれは出来ないんですね。物理?魔法?何が何やら。
「MCU作品」を所謂「映画」として見ちゃいけないという事は十二分に理解していたつもりだったけど、なんかもう一段階見方をチューニングしないと楽しめなくなってきているのかも。