さよなら僕のマクガフィンたち

21ブリッジのさよなら僕のマクガフィンたちのネタバレレビュー・内容・結末

21ブリッジ(2019年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

チャドウィックボーズマンの警官役は良かったです本当に。ご冥福をお祈りします。

冒頭見てたら、「ハズレかな?」と思っていましたが、何となく着地は予想がついていたものの、面白かったです。

よくある「本当の黒幕は警察」モノなのですが、最初は黒幕がわからずとても不思議に思いましたね。
結局、「正義とは?」とか、もっと具体的に言うと「正当防衛とは?」とか「いきなり射殺していいのか?」問題になるんですが、それを正当防衛の名の下に数々の容疑者を殺しまくっていた警官役としてチャドウィックボーズマンが演じるということ。
正義感強めで、ブラックである彼が演じることで、多重の意味を持つことになる。しかし、その警官の早すぎる正当防衛こそが、今回の警察の不正に繋がってくるあたり。うーん、色んな文脈で読んでしまい、色々と考えてしまいますな。

Jkシモンズ演じる偉い人の言い分は、めちゃくちゃだけど、彼が言うと謎の説得力があるあたり笑。

チャドウィックボーズマン、ありがとう!