このレビューはネタバレを含みます
チャドウィック・ボーズマンの遺作となった本作。
マンハッタン島を封鎖する、ハードでスリリングなクライムアクション。
ある真相の匂わせが不要におもえるほど、ラストまで緊迫な展開が連続します。
「命を懸けて街の治安を守る警官は市民に嫌われて給料も安く、郊外から通わなくてはならない」と云う現実は、貧しくて兵隊(軍)となっても職を失い強盗になるしかない彼らと表裏一体のようでもある。
だから許されるのか、って話だけども。
パートナーとなるシエナ・ミラーが地味ながら良い存在感でした。