山本Q

テリファイドの山本Qのネタバレレビュー・内容・結末

テリファイド(2017年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

聞きなれないご近所モノホラーということで鑑賞。
アルゼンチン映画なこともあまり見たことないので楽しみ。


よくわかんなかったことも多いけど、面白かった。
方向性としてはインシディアスとか死霊館みたいな方面だろうか。
超常現象が起こってそれを調べる流れ。ただ、呼ばれた専門家が特に何もしないのが斬新だった。
「本当に居た、見つけた見つけた」なんて言ってるだけで特に対抗手段とか解決手段があるわけではないので、ただただ犠牲者が増えて行く。
なんというか、さじ加減はイマイチわからないが、その辺が斬新で面白かった。

キリスト教圏だけど、カトリック的な味付けはなし。因縁みたいなものがありそうだったりなかったり、モンスターだったりそうじゃなかったり。ポルターガイストかと思えばそうでもなかったり。
次元の隙間から染み出してくるナニか。みたいなことだろうか。
アルゼンチンの人だって、水汲み場から女の人が出てきて皿を数え始めたらキョトンとなるだろうから、そういう類のことなんだろうと思う。

そう言った流れで、死に方や得体の知れないナニかの見せ方も斬新で良かった。浴室でふわふわ浮かびながら壁に打ち付けられる奥さん。もうやめろと叫ぶ旦那。奥さんはどう見てもやりたくてやってるように見えない。だから、やめたくてもやめれないんじゃないかなー。とか。

見たことないものを観れるのはやっぱり楽しい
山本Q

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