FATMAX夜食のデブロード

エア・ストライクのFATMAX夜食のデブロードのレビュー・感想・評価

エア・ストライク(2018年製作の映画)
1.4
(この感想は2021/3/31の引退発表以前に書いた物です)







前置きとして中国プロパカンダだから/形として抗日映画的だからこのスコアなのではない!とは断言しておく。
『映画としてダメ』だからこのスコアなのだ。

(あっさりではあるが)調べた限り空爆した理由等も理解した。しかしまぁ何にせよ"何処の国でも"一般人が犠牲になり戦争はあってはならないというアプローチの映画はある。そして戦争映画である以上"敵国"が存在する。
この中国映画は日本が敵国。
ソレにどうこう言うなら日本の戦争映画だってモノによってはどうなのか?という事になる。

ワシはソコにイチャモン付けるつもりはない。

だがこの作品はもう…

『映画として超絶ダメダメ』

ブルース・ウィリスは海外遠征して片手間演技。エイドリアン・ブロディは客寄せ要員。
「ナンか見た事あるな…あ、リメイク【ゴースト】のアイツか。」のソン・スンホンもパッとしない。コレはもう演出の問題だろう。

そしてコレまた集客狙いの画面に出るなり即退場にも関わらず、脱税疑惑でこの作品自体を本国から退場させてしまったファン・ビンビン。(ソレが原因で本国上映中止)

DVDは英語吹替。なぜココには120分表記でソフトは96分なのかは知らないが、終始つまらない。派手なシーンがあっても盛り上がらず。ハッキリ言って…

《 秒で飽きる。》

話は詰め込み過ぎで一切面白味の無い演出がより萎えに拍車をかけている。
挙げ句に犠牲者が出る度に《泣け!》感の押し付け。

そして空中戦。

CGだが、

『コレがキツい。』

PS3スペックのトゥーンシェードかコレは!?
映画のテイストに合ってるなら構わないが、この作風であれは"萎えMAXIMUM"である。

メル・ギブソンがアートディレクターで参加とあるが、市民が空爆の犠牲になるシーンが、もしそれならまぁ納得出来なくもない。
だが、正直ソレを調べる気にもならない。


ホメれる所があれば…と頑張ってはみたが見つからず。twitterやFilmarksやってなかったら途中退場もあり得た。
感想にはボケを差し込みたい性分のワシだが、コレはもうその気も起きない。

滅多に言わないが今回は言わせて頂く。

《 クソ映画である。》