安堵霊タラコフスキー

ラヴィ・ド・ボエームの安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)
4.9
序盤から第二次大戦前の映画然とした雰囲気、特にジャン・ルノワールに近いものが感じられるモノクロ作品となっていて、そんな空気感だけでもカウリスマキ作品の中でも極めて好きな部類と言える映画。

彼の作品にしては台詞も結構多かったように思えたが、そこも含めて絶品なのでかなりの多幸感を味わえた。(そんなに明るくない貧乏芸術家らについての映画にもかかわらず)