takanoひねもすのたり

サタニック・ビースト 禁断の黒魔術のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

3.1
召喚された悪魔もドアからスタコラサッサと退出するんだなwww
と終盤で笑ってたら、その後の結末にひっくり返ることにwww

ブラジルの森深ある村に住むクララは、瀕死のハゲのおっさんと出会ったことで、麻袋一杯の金貨と悪魔召喚魔術書を貰った。
しかし父親が死に、好いた男は殺され、金貨は奪われ、魔女だ!と村の伝道師と信者達から襲撃を受け、ブチ切れた彼女は、瀕死→死んだハゲから「他の頁は読むな、使い終わったら燃やせ」と忠告された魔術書を使いこなして「奪われたものを取り返す!!」と黒魔術に手を出してしまう。

この土俗的な雰囲気とかデロデロ感が何か既視感ある……と思いつつ観てたら『デスマングローブ』の監督じゃねーか!!笑
(監督名の表記一致してくれ……運営さま)

・ちびっこを拉致って生贄にしよう(未遂)
・好いた男の肉体を保存しておこう(ラードをに溶かして数種の香草をブチ混んでデロデロにした液体を死体に塗りたくり布地で丁寧に包み土中に保存)
・彼の蘇生術のため協力を頼んだ男の家族にとばっちりが来まくる。もちろん血みどろ。
・金貨を取り戻すために、死んだハゲの首を切り取り、呪文を書いた紙を両眼にズブリ刺すという術を、普通に執り行う。
(そしてその首の行方は誰も知らない……w)
・金貨に目がくらみ、本人以外も殺戮に巻き込まれる(死体と血池の山が出来る)もうひとりはクララに助けを求め→墓に3日いろ、と命じられる(生き延びる)
・伝道師の正体はサタニストで悪魔召喚を目論むが願いごとが「この国の大統領になってやる」(「ボクは新世界の神になる」といってた高校生と同レベル)
・そして伝道師、意外に弱かった。

ラストは土中の好いた男が復活したと思ったら、実は悪党だったよ!てな真実が判明したり、斤持ってクララ救出に助っ人が登場したり、クララが命と引き換えに悪魔召喚して、悪党を頭から引き裂いたりと血みどろ、血しぶきがこれでもかって勢いwwww

そしてそこからの冒頭の悪魔の退出と盛大に、風呂敷拡げた結末が待っている訳ですが、結構おもしろかったです。

特にクララの血しぶき浴びた顔のアップや片眼がめっちゃ腫れ上がった顔とか、何かいいじゃないですか、腫れなんてんな直ぐに引かねーよ!という開き直りっぷりがいいwwww

最後に、おっぱい放り出しシーン(クララではない)があるんですが、多分あれ偽おっぱいですね……シリコンがっつり入ってそうな形と動きをしていたような気がする🤔