篠村友輝哉

家族ゲームの篠村友輝哉のレビュー・感想・評価

家族ゲーム(1983年製作の映画)
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並列の食卓に象徴される、一見平穏な日々の隙間から滲み出る家族の歪さ。得体の知れない家庭教師が、ついに平穏や「普通」の象徴であり、歪さの象徴でもある食卓を嵐のように滅茶苦茶に荒らし、家庭をぶち壊す。しかしゲームのコンティニューのように、かれらはふたたび歪さに目を向けない日々を送る。
篠村友輝哉

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