藤田武彦

盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~の藤田武彦のレビュー・感想・評価

3.2
オープニングとラストが象徴的。
大きな耳と目のウサギ。目印の近くに居る。
遠くから"弾"を撃って、動かすと、主人公に幸運が。。。

全編この調子で通してよいのでは。
なぜ評価が高いのか分からない。

死ぬのは近所の老人、先生、役者。何かの皮肉になっているのかもしれないが、表立ったつながりはなく、力を持っていない。

盲目が一つのモチーフ。見ないことの価値を示しているのかもしれないが、物語上のネタにとどまっている。

インド映画特有の歌のシーンも、全く盛り上がらない。

オープニングとラストだけが、イメージ力を持っている。
藤田武彦

藤田武彦