「君の夢でもあるんだろ？」
「伽椰子も貞子も始末してやる」
落第を繰り返す二十歳の高校生シャオジンは、祖父の具合が悪いとの一報を受け祖父母が経営する温泉旅館を訪ねることに。なぜかクラスメイト2人もついてきた。ところが旅館には"何か"がいる様子…。3人は友情を深めながら怪奇現象の真相に近づいていく。
"怪奇"と"温泉"という自分の好物キーワードが二つも入っているタイトルに魅かれて視聴⁈でもみなさんご指摘の通り、この映画のジャンル、ホラーよりコメディに大きく舵を切ってますね。ちょうど昔テレビでやっていた"8時ダヨ全員集合"の夏のお化けの回のコントで、「志村、後ろ〜⁈」って会場全体で盛り上がるあのノリに近いものがあります。日本人と台湾人の笑いのセンスに妙に親和性を感じました。また、主人公をはじめ登場する男子3人組もそれぞれにキャラがたっていてとても魅力的です。温泉といえば美女でしょ、と言わんばかりに途中から女子も加わりますが、ここは"◯◯女子"より"バカな男子"一択のわちゃわちゃ感の方がまさっていますね⁈それでいて最後はホロリとさせる話の展開は実にお見事です。
2024/04/03
台湾加油！
