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ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくるのkonomoのレビュー・感想・評価

3.0
彼の新作は待ち遠しいし、完成を祈っている。でも創作のモチベーションはとても繊細だろうし、社会の仕組みがガラっと変わった中で(それだけだって、どんな風なのか想像もつかない)最愛のパートナーや自身が病を得たり、信頼するスタッフが亡くなったりな状況にどれだけ影響を受けたのか計り知れない。
だからインタビュアーの日本人監督の言い草は勝手で押し付けがましく感じてしまった。しかも女性に「太った?」だなんて!
そしてディズニーのウソつき!

たくさんのイメージ画や絵コンテ、撮影用のパーツ(帽子のしずくとか!)などが観られたのはとても楽しかった。

ノルシュテインのゴーゴリ評を聞いていて、シュールというよりはマジックリアリズムぽいなぁと思っていたら、むしろ南米で評価されたとの話にやはり!と。
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