このレビューはネタバレを含みます
ファンタジーといえばファンタジーかな。絵的にもストーリー的にも衝撃的な作品。
物語中盤までみて、なるほどこういう世界観なのね、ってやっと認識できてくるんだけど、ティーナが心を許せる相手と出会い、偏見に囚われない自由な生き方を見つけられるんだ、っていう前向きなストーリーからの、ヴォーレがいう復讐の真実と徐々に明かされる自分の過去のダブルパンチで転落していく様は見ていて辛いものがあった。
けどティーナが最後まで人間としての良心を忘れないところが救いだった。これがなかったらただただ胸クソなことになってた。
人と違うからって人間じゃないってなんだよ、って言いたいけど多分設定的にほんとに人間じゃないんだよね?どこまでが現実なのかのボーダーも結局よくわからないまま(笑)