あさのひかり

SOLO 孤独の淵でのあさのひかりのレビュー・感想・評価

SOLO 孤独の淵で(2018年製作の映画)
3.4
純粋にひとりで死の恐怖を味わうってどんな感じだろうと前から気になってた作品。そういう意味で求めてたものはメインテーマじゃなくて少し違ってた。けど、最近カロリー高めの映画多くて、箸休め的な作品が観たい気分だったので、さらっと観れる作品で、ある意味求めてたものではあった。

周囲の色んなことにイライラした主人公がひとりでサーフィンに来て、うっかり遭難してしまう映画。遭難したなかで、色んな思い(というか妄想?)が浮かび、自分の気持ちや大切なことに気付いて行くストーリー。

死の恐怖、という意味ではドキドキするような感じはあんまりないのかも。だけど、ちょっとしたことで色んなコントロールきかなくなって、どんどん悪い方へ空回って行って、何にもうまく出来なくてひたすら惨めな感じ、っていうのは逆にリアルに感じた。

実話ベースではあるんだけど、モデルになった人割と普通の人なんじゃないかな。描写が分かりにくい部分もあるけど、ストーリーも基本的に普通(悪くいうと深くはない)って感じだし、自然や海が綺麗に撮られてて、ついでにヒロインもとても綺麗で、そういうのも含めあっさりと観れる感じ、私は嫌いじゃない。あと、主役の人、なんだかんだ撮影大変だったと思う、お疲れさまでした。
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