戦後すぐからの朝鮮学校のたどった苦難がわかった。
1948年、GHQの指示（逆コース）で朝鮮人学校閉鎖命令が出され、大阪神戸で大規模な反対運動が起きた。戒厳令が出され、実弾20発が使われ、一人の少年犠牲になった。日本政府はGHQの言うがままに行動した。
最近では高校無償化から外され（３１の外国人学校や中国人学校は認められた。）北朝鮮との外交問題、嫌韓、排外主義の台頭などが背景にあるが日本国内における子供の教育を受ける権利に絡めるのは卑怯。違憲のおそれあり。
しかし地裁判決、一つは原告勝訴、三つは国の勝訴。国連人権委員会は差別であると警告を発した。なんとも恥ずかしい。
やや画一的な映像だが、彼、彼女達の表情は深い。
