凪

メトロポリスの凪のネタバレレビュー・内容・結末

メトロポリス(1927年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これはすごい映画だ。いい映画だ。
どうしようもなく惹き込まれるのがわかる。
いま、これに出会えてよかった。

《 時代背景 》
本作が公開されたのは1927年(製作は26年)
カレル・チャペックのロボットが発表されたのが1921年

《 色んなオマージュ元になった 》
手塚治虫が、大友克洋ほか。エヴァンゲリオンも、「綾波レイ」のポジションとかここから来てるんじゃないかと思う。「ブレードランナー」ほかSF映画たち。色んな人に影響を与えているのがなんとなく窺えた。
大友克洋作品によく出てくるリフトのイメージや、地下水路、もここからきたのか?

《 マリアと偽マリア 》
オデット(清楚で可愛らしい白鳥)とオディール(知性と凛とした色気をもつ黒鳥)(厳密に言うと白鳥のふりをした偽物の白鳥)みたい
そして、たしか、アンナパブロワの瀕死の白鳥では白鳥の白い胸には心臓のような赤いルビーがあったはず。

《 話の筋書きがまずまずとても面白い 》
ディストピア系のSFの基本に沿ってる。これが基本になったのかもしれないが。
凪