まるまる

メトロポリスのまるまるのレビュー・感想・評価

メトロポリス(1927年製作の映画)
3.9
MOLOCH!!!
…って何だい?グーグル先生…


現代に作られたサイレント映画「アーティスト」
これを観た時に、
「没入感で言ったらサイレント映画最強じゃね?」
とか思いまして。
そうは言っても、昔の映画だし白黒だし画質もどうなんだろうなぁと、
サイレント映画に二の足踏み続けて早一年余。
試してみました「メトロポリス」

やー、これ怖かったです。
押し寄せてくる大群衆の顔が、みんな楳図かずお、時々、漫☆画太郎してるんですよねー。
んでまた、扇動してるマリアの怖い事怖い事怖い事怖い事。
掛け値なしで夢に出てくるレベルで怖い。
多分、この怖さはサイレントならではだと思うんですよねー。
やっぱ没入感ではサイレント最高かも。


1926年(大正15年)
フリッツ・ラング監督。
第一次世界大戦敗戦後、ナチスの勃興する激動のドイツ(ワイマール共和国)にて制作。
「SF映画の原点にして頂点」と謳われた映画。

HEAD(資産階級) and HANDS(労働階級) need a mediator.
The mediator between HEAD and HANDS must be the heart!
という映画。


すごい映画でしたー
グーグル翻訳、首っ引きで鑑賞してましたが、
それでも面白かったですー(^^)/
…って、え?
アマゾンで日本語訳のDVD売ってるじゃん…
それもかなり安く…
…買っとくか…

手塚治虫が影響受けてるってのが、なんだかわかりました。
手塚アニメと、どこか雰囲気が似てます。
まるまる

まるまる