継続戦争を描いたフィンランド映画🇫🇮
北欧の瑞々しい木々や森、雪原や水と光の描写に力を入れている中に、歩兵が点々と散開して展開する画面構成は、ロシア的とも言えるのかな(フィンランド人にぶん殴られそうだけど)
北欧映画の勃興著しい昨今、火薬量、実物のT34、高品質な映像とキャラ立ち十分な俳優陣、北欧家具のような清潔感ある戦争映画(フィンランドを北欧に含めたらこれまた怒られそうだけど)
ハリウッドの火薬量や、ロシア的マッスルスペツナズ描写とは違い、どこか散発的で人体に鈍く刺さるような銃撃の低音感というか…この地味さが北欧面の一個性として立っているとも言える
枢軸仲間のドイツ北方軍集団の描写はほぼないものの、フィンランドの銀輪部隊、猛威を振るうT34、重火器共々、東部戦線屋さんは大変満足不可避な一本だと思う
新宿武蔵野館で、マンダリン…スオミ短機関銃のレプリカも展示されててテンションあがった☺︎