まるころ

燃えよ剣のまるころのレビュー・感想・評価

燃えよ剣(2021年製作の映画)
3.0
原作はボロボロになったから買いなおしたくらい長い事手元に置いてる。邦画でどこまでやれるのか不安な気持ちも抱きつつ公開をずっと楽しみにしてました!

岡田准一がトシさんやる事と鈴木亮平が近藤さんやる事くらいしか予備知識なかったけど…藤堂平助と山崎烝の配役には驚いた。とても良かったです。山崎烝はもう少しシュッとしたイメージ持ってましたけど。あと驚いたのが佐藤彦五郎の山路さん。あれ?と思ってエンドロールで名前確認した。芹沢鴨は勝手に動けるデブっていうイメージを持ってるから違和感でなかなか芹沢鴨だって認識できなかったけども全体的に配役よかったです。

殺陣は流石にアップデートされててちゃんと命を獲りにいく動きになってましたね。見応えがあった。一番心配してたところだからおしゃべりしながらの鍔迫り合いじゃなくて本当によかった。

残念だったのは登場人物が多すぎてどれが誰なのかわからないままなキャラもいた事。脇役なら名前を呼ばれることもないから多分これは誰某だろうなと思いながら観て、エンドロールで答え合わせした。あとは三部構成にするとかした方が原作未読の人たちにも分かりやすかったんじゃないかなーと思った。それから女性が四人でおしゃべりしてるシーン。そこに繋がる背景を井戸端会議で教えてくれてるんだけど色々知りすぎていて不自然に感じた。尺が足りないから誰かが死んでもそのキャラに思い入れもないし観てるこっちはあっさりしたもんですよ。最後にもう一つ。時々何を言ってるかわからない所があったから字幕が欲しかった。
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