岡田准一が土方歳三を演じ、
鈴木亮平が近藤勇を演じ、
原田眞人監督がメガホンをとって、
新撰組を描いたのならこんな映画かな？っていう期待通り😊
激動の幕末を駆け抜けた疾走感が伝わってくる、出演陣の熱い演技と、テンポの良さ。
その小気味よいテンポは、歴史物でたまにある過剰な重厚感（≒退屈🥱）や、邦画にありがちな情緒過多を、抑えているようにも思える。
原田監督だけにセリフが早口で聞き取りづらいのも、テンポ重視で意識してやってるのかな。
こんな大河ドラマの題材にもなるような物語を２時間半に収めるには取捨選択も必要なので、この作品は勢いとエンタメ性をとったと勝手に解釈してみる🤔
ところで、最初に期待通りと言ったけど、殺陣の迫力は期待を遥かに上回る！
岡田准一が自ら指導したとか。
格闘技に精通してるだけあって、伝統的な殺陣だけでなく、その実戦的な迫力に圧倒される。
歴史をじっくりと愉しみ、
迫力満点のアクションも堪能できる、
贅沢であっという間の２時間半🎬
▽その他雑感
①格闘技マニア岡田准一、最早チャンバラではない動きがちょいちょい出てきて面白い。グラウンドに持ち込んでのチョークスリーパーとか😆
ジークンドーっぽい動きも。
②鈴木亮平が近藤勇を演じると聞いた時から、イメージピッタリと思ってた。観終えた今、もう鈴木亮平以外には考えられない。
③その近藤勇たちが、みんなで正面向いてカメラ目線で踊り出すの、インド映画みたい。
④岡田准一・柴咲コウ・鈴木亮平と言えば、近年の大河ドラマで主役をはった人たち。こういう作品へのハマりかたが、さすが。
