ユルチンの話。
大倉の人間味のない表情、成田凌の子犬感、取っ替え引っ替えで出てくる若手女優で凌いだ130分。
また時間を無駄にしたなぁと言う色物でした。
AVの主人公並に掘り下げの浅い大倉君がとにかく魅力に欠ける。
流されてるだけ。
成田凌の頑張り具合は評価に値しますが。
あと常識的に考えたらダメなんでしょうが、論理的に考えても会話が成り立ってない酷い脚本。
後半の喧嘩シーン、見せ場なはずなのにまともな会話になってない。
喪服についたファンデーションから成田君に浮気を疑われる場面。
部下の女性を慰めた際にファンデーションが付いただけってのを何度も説明すれば良いものを、「あの子とはそんなんじゃない」の一点張り。エリート会社員ならもっとロジカルに話せって感じ。
成田凌も頑固に聞き入れない力技で白けました。
とりあえず成田凌が泣くシーンを撮る為に無理くり作られた脚本。
そもそもヘテロがホモになる過程も理屈も意味不明。
結局出てくる女性が可愛いので、主演の2人だけじゃなく彼女らで持ってたなという印象です。
ハンサム同士のセックスシーンも今時珍しい事じゃないのでそこは評価から外します。わざとらしく音立てて早く終われと思ってたくらいです。
何より残念なのが終盤のカフェでの大倉の大根演技。宣材写真に比べてだいぶ不細工に撮られてたのももったいない。
全体的に観て、BL好き以外の誰が得するんやろと不思議に思う駄作でした。
にしてもジャニーズ使うわけですから、それだけこのジャンルも市民権得たと言うことかな。
とりあえず一言で言うと、劇中大倉の台詞がまんまです。
「なんだよこれ…」