ミサホ

ゴーストランドの惨劇のミサホのレビュー・感想・評価

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)
3.6
ホラー作品を続けて鑑賞。
ゴシックホラーというのでしょうか。こういう美術とか音楽とか芸術性に溢れた作品。いかにもフランスぽい。

主演の女の子を始め、怖さより美しさを感じました。冬のホラーは夏のホラーのように汗みどろとかなくて、何故か痛みも2割減する感じ。

これもかなり、構えて観たけど、大丈夫だった。フツーに観られた。思ってたより怖くなかった。どんなん想像してたんやろ…?

それでも人形は怖いよね…。外国の人形て、不気味だよね。日本人形もそういう使われ方したら、怖いか。

二卵性の双子の姉妹。
冒頭の感じだと、姉のヴェラのほうが気が強くて逞しいと思ったけど、逆でした。ふたりで命からがら逃れて、もう助かるってときの安堵感とそのあとの絶望感…。

トラックの中でのベスの、あの放心状態、魂抜かれてチカラが入らない、あの感じ。ホラーにはそれが必要です。

ガスバーナーのシーンは、身体が硬くなってしまった。
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