BROOK

DUNE/デューン 砂の惑星のBROOKのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
4.0
鑑賞日:2021年10月15日
パンフレット:900円


それが、運命なら――!


結構難しくない?
リンチ版は未見で、予備知識は予告編を観たぐらいだとついていくのが大変だったかも…。
なにせ専門用語が多く、しかも固有名詞が複雑過ぎて…(汗)
ま、それも徐々に慣れてくれば、面白くなっていくわけだけど♪
エンジンがかかってくるまでに少々時間がかかったかな…と。
ただ、一度エンジンがかかれば、没入感は半端ない!

ポールを演じたティモシー・シャラメ、チャニを演じたゼンデイヤ…
もっと演技で絡むのかと思っていたけど、終盤でちょこっと程度。
しかも、今作は冒頭でPART ONEと表示され、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は続編を作りたいようで、しかも続編はチャニをメインに描きたいのだとか。

続編はもうジェイソン・モモア演じるダンカンやジョシュ・ブローリン演じるガーニイは登場しないのだろうか…(ちょいネタバレ?)


映画は、惑星アラキスで香料を狙うハルコンネン家の兵隊をフレメンが襲撃するシーンから始まります。

皇帝からの指示で突如撤退することになるハルコンネン家。


惑星カラダンを領地とするアトレイデス家は、領主のレトが統治していた。
レトの息子であるポールは、フレメンの女性の夢を度々見るように。

そんなある日、皇帝からの指示でアトレイデス家は惑星アラキスを統治することになり、移住を余儀なくされる。

ポールはアラキスで命を狙われるも、自分でそれを防ぐ。


一方、ハルコンネン家のウラディミールはアトレイデス家の勢いに警戒を強め、滅ぼそうと考え、ラッバーンに命令を下す。


夜、突如としてハルコンネン家の兵隊がアラキスを襲撃してきて、アトレイデス家の軍の司令官であるガーニイは為す術無し。

異変に気付いたレトが寝所が出るが、ユニ医師の放った毒針によって、倒れてしまう。

ポールと母のジェシカは連れ去られてしまうのだった…。


上映時間が155分もあるので、ここまででもまだまだ序盤の展開となっています。
そして、いろいろな謎が出てくるも、それらが全て明かされることもなく、ストーリーは進んでいく。

とりあえず、皇帝とハルコンネン家が手を組み、アトレイデス家を滅ぼそうと画策。
ポールは夢で視た通り、フレメンと手を組もうとする…という感じかな?

ま、重要なのはポールの予知夢なのでしょうね。
自分が皇帝の〇〇に入って…みたいな未来を視ていたようだけど!?
そもそも、なぜ未来を視ることが出来るのかも謎だよね?
ジェシカの産まれてくる子供も気になるところ。


絵面はヴィルヌーヴ監督作品なので、すごいこだわりを感じます♪
なんか映し方とか、非常に好き!
ロケ地も素晴らしく、あの世界観にピッタリ!!


注目のアクションシーンは後半に集中していて、
空を飛び回るシーンが多く、見応えあり。

そういえば、生態学のカインズの隠れ家でナウシカを思い出したのは自分だけではないはず。


展開的には、ここからさらに面白くなりそう!ってところで終了。
ポールの運命はどうなるのか、非常に気になるので、早急に続編を作って欲しいところです!
BROOK

BROOK