圧倒的な世界観の155分。
ハンス・ジマーの音楽と相まって、目も耳も映像世界に潜り込めるので、是非劇場で見てほしい。できればより良いスクリーン、音響で。
ストーリーは、SFなので新しい世界観を一から勉強していくのは覚悟していた方がいい。用語について一応劇中で説明はあるが、ある程度事前知識はあったほうが話は入りやすいと思う。余裕があれば公式HPなどの用語解説を読んでみるのがいいかも。
ただ、原作未読の自分でも充分楽しめた。とにかく映像と世界観に圧倒されるし、ティモシー始め、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモアたち役者の存在感も素晴らしいので、とりあえず見てみよう。
SWシリーズとはまた違う。ドゥニ監督の手腕もあるかもしれないが、これは全く別もの。未来でありながら郷愁を感じる。言葉では説明しづらいので、やっぱり自分の目で見て感じてみてほしい。
ただ、この「言葉で説明しづらい部分」が私は好きなのだが、抽象的で曖昧な部分でもあり、それが155分の長さに詰め込まれているので、そこを冗長ととるか世界観として大事ととるかはかなり分かれそう。
だからこそしっかり集中できる環境で見たほうが良い。なのでやはり何度も言うが一度はスクリーンに足を運んでほしい。スクリーンで見るべき作品には間違いない。
