ムック829

DUNE/デューン 砂の惑星のムック829のレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.8
砂の惑星DUNEを巡っての争いの話。

気になったSF映画は劇場で観ないと後悔しますよね、ということでIMAXにて鑑賞。
鑑賞前に軽く言葉の意味や関係性を理解した方が楽しめるということで、バッチリ予習していざ。

まあ映像が凄い!これに尽きます。画面を覆い尽くす圧倒的なスケール感、これは完全にIMAX案件。
そして建物の神々しさやトンボにしか見えない羽付き機など、視界が楽しくて幸せ。
砂漠がまるで海のようにうねり、迫り来るのがたまらない!…ただね、この映画ずっと砂漠なんですよ。

後半はずっと砂漠。砂の惑星だもんね、そりゃそうなるよね。だけどそれが色味に欠けるというか、変化がなさすぎて疲れてしまって。
いちゃもんレベルだとはわかってますけどね。ただこうも延々と砂漠を見せられると飽きてしまうんですよ。

肝心のストーリーの方は面白いかと言われると…どうなんでしょう?そこまで斬新な展開が有るわけではなく。
長いカタカナ言葉は予習していったにも関わらず、やはりわかりづらかったり。
あくまで導入部であり後半に続くという前提だとしても、そこまでワクワクがなかったかなと。

キャストはなんと言ってもティモシー・シャラメ。あの中性的な色っぽさはなんなんでしょう。私男だけどクラっときちゃう。
アクアマンもカッコ良かった。しかしスティーヴン・ヘンダーソンは加藤一二三にしか見えず…。

ポールの成長によってこれからどう展開していくのか、とりあえず後編も観てみたいと思います。
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