春九千

DUNE/デューン 砂の惑星の春九千のレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
5.0
温めて初鑑賞、公開から3年経ってたのか

言葉にするなら「なんだこれは」、もちろんいい意味で

VFX最前線はこんなにも凄い事になっていたとは、あまりに映像が凄すぎてずっと口は開いたまま

そのレベルの映像が二時間半も続くんだから、否が応でも目は釘付け

でもかなり暗い場面が多かったから映画館で見たほうがよかった、パート2は映画館行きたい

音楽や間、モヤモヤした謎へ向かう感じは『ブレードランナー2049』的で、大作は新たな時代に入ったと感じる

現実世界に対するメッセージやメタファーはあるんだろうけど、正直それどころじゃない

作中にもある通り、身を任せ事象を経験するのが大切なんだろうと思うことにして楽しむ

それぞれの服装も魅力的で、アトレイデス家はイギリス、フレメンはアラブ、ハルコネンは圧倒的SFで面白い

その他、オーニソプターや保水スーツなどの乗り物や小道具も凝っていて好き

BGMも雰囲気作りに徹していて、古き良き映画を思い出させる

誰がなんと言おうとこれは凄い映画だ!
春九千

春九千