ちくわ

赤い闇 スターリンの冷たい大地でのちくわのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

このジャケ写に何故か全く食指が伸びなくてw配信終了間近だから仕方なくw見てみたら地味、地味すぎるけど、なかなか良かった。
スターリンや当時の事に無知な私には勉強になった。

自分が信じようとしたものが自身の真実であって、その真実は人の数同様さまざまな土台の上にある。
プライドだったり、命だったり。
ジャーナリストとして真実を伝えない事はジャーナリスト失格だろう。
ただ、ガレスの末路を簡単に予想できる現状の中、デュランティの行いを安易に責める事は出来ない気がする。
だって誰だって死にたくないし、死んでしまったらそれこそ何も伝えられない。

この当時からウクライナへのあの非道、そして今の状況を考えると何も変わっていなくて空恐ろしくなる。

映画としては教材っぽいというか、全体的に今ひとつスリルが足りない。
モスクワで当局の目を掻い潜るのもなんだか簡単にやって退けてたし、ラスト、新聞王の別荘にもやたら簡単に侵入。
あんなん撃たれても文句言えないよ?w
ウクライナでの惨状の描き方もイマイチ弱く、メリハリがない。

ピーターサースガードのあのイヤらしい目つき、こうゆう知的悪役ぴったし!w
そしてセクシー女史ヴァネッサカービーとの絡みは見せずに、ピーターサースガードのおしりは見せるw監督のその選択はいかにw
ちくわ

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