ビートルズがいない世界ってなんて退屈なんだろう
この言葉が私の人生の全てを表している。
公開日、今日のために休みをとり、コツコツ貯めたポイントでプレミアムシートのチケットを買った。
正直、楽しみが大きすぎてがっかりしないか不安だった。
心配無用！主人公の事故後から(というか、事故中、あの効果音はまさに！！)ビートルズの名曲で溢れるこの幸せな映画に涙が止まらないアラサーなのであった。
ダニーボイル×リチャードカーティスの最強コンビ、やってくれました。
ついつい笑ってしまう間のとり方、ビートルズの歌詞を沢山盛り込んでウィットに飛んだ台詞はダニーボイル全開。
人があったかくって、なんか不思議なことが起きて、ほっこりするAll You Need is Loveなストーリーはカーティス全開。
この映画を見て嫌な思いをする人っていないと思う。
強いていえば重要人物の登場シーン、できれば彼をもっと大事なシーンとして出して欲しかったんだけど…。
モーツァルトでもなく、ダビンチでもなく、エジソンでもなく、ビートルズのいない世界。ウィットと敬意の塊。イギリス映画ってこれだから好きなのです。
わたし的ヒットはホワイトアルバムはダイバーシティに欠けるというセリフ。
エンディングのHey JudeのNa Na Naはみんな歌ってた。
そうそう。ポールは、相変わらず裸足だった。
ペニーレイン、ルーフトップ、エリナーリグビー、色んなビートルズに敬意を表して。
台風の前の穏やかで幸せなひと時でした。
ありがとう映画
ありがとうビートルズ
