生物は生き残るため環境に適応し進化してきたが、まさに我々人類も変わらなければいけない事を思い知らされた作品。
今の環境を変えるとなると、経験した事のない状況に直面する不安から誰しもが戸惑い、場合によっては怒りという感情を示す事で現状維持を主張することもあるだろう。特に人生経験の豊富な大人は、自分の中で作り上げた物差しに囚われてなかなか変化を受け入れられないかもしれない。
常に世の中の変化を探り、その真意を理解して自分が受け入れるべき価値があるのかを判断する。大人になってもその繰り返しによって自分の物差しを柔軟に変えていくことが大事なのではないだろうか。
そして日本にいると実感がわきにくいが、世界には今でも多くの人たちが食糧難で苦しんでいる。
その解決の第一歩は現地の子供たちが平等に安心して教育を受けられる事なのだと思う。
その実現に向けて活動するテーブル・フォー・ツー（TFT）を知り、自分にできる小さなことから応援している。
何事も小さな一歩が大きな進歩につながると信じている。
