コミュニケーションが苦手な俳句少年と、マスクの下にコンプレックスを隠す配信ライバーの少女の、ひと夏の青春物語。
オンライン試写にて鑑賞させて頂きました。
コロナの影響で当初の予定から一年の延期を経ての公開ですが、夏全開のタイトルに躍動感溢れるカラフルな映像、これは確かに夏に観るのがベスト。
お話としては王道のボーイ・ミーツ・ガールですが、現代が舞台のアニメで俳句とレコードがキーになっているのは新鮮に感じたし、思春期ならではのピュアさ・爽やかさが際立っていて、私はとても好きな作品でした。
主人公のチェリーが劇中で詠む俳句は実際の高校生の作品だそうで、確かにちょっと辿々しく若干無理のある言葉の紡ぎ方だったりするのですが、その巧すぎない感じも良かったのかも。
よく見るとタイトルも5・7・5なんですよね。
(映画観てる途中でやっと気付いた…)
その俳句を活かしたクライマックスシーンの甘酸っぱさ。きゅんきゅんしてしまいました。
青春っていいなぁ〜
