サーフ

サイダーのように言葉が湧き上がるのサーフのレビュー・感想・評価

3.8
色彩が本当にカラフルで色鮮やか。大瀧詠一の「ロングバケーション」みたいなシティポップのジャケット的世界観。
映画内で出てくるレコードジャケットも山下達郎とか大貫妙子だったり重要な役割を果たす挿入歌も大貫妙子が歌っていたり、シティポップで統一された作品。

物語はどストレートな青春と恋愛。本当に甘酸っぱい。
それぞれが持つコンプレックス、それを引っくるめて好きと思える真っ直ぐさ。

シティポップの世界観も相まって、鮮やかな青春、甘酸っぱい恋模様を強く感じさせてくれる。

対照的に登場人物が描かれてる印象。「マスク」「ヘッドホン」自分自身の見た目に対してと外部からの刺激に対してとそれぞれの心の避難場所であったり、気持ちや感情を伝えるためのツールとしての「俳句」「ライブ配信」など。他にも色々有りそう。
サーフ

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