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サイダーのように言葉が湧き上がるのmikeのレビュー・感想・評価

4.0
監督と同い年だからか、本作に散りばめられた「カワイイ」「スキ」に「わかる……」ってなった。登場人物の心情に合わせてサイダーがはじけるように変化する風景…かわええ~~~!
ストーリーはちょっと弱いとは思うのだけれど、打ちあがる花火のなか俳句を詠むクライマックスは、青春と甘酢が炸裂していて、ベタだけどぐっときてしまった。

劇中歌の大貫妙子の起用にはニヤリとしたけれど、郊外のショッピングモールを舞台にシティ・ポップ的センスでボーイ・ミーツ・ガールを描く、というのはわたしにとっては完全にtofubeatsなので主題歌オファーしてほしかったなぁぁぁ(『寝ても覚めても』の「RIVER」もびっくりするくらい良かったので)
あと、市川染五郎の声とても合っていたんだけど、クライマックスのシャウトは脳内で神木くんに変換されてしまったので、「神木くん…おそろしい子…!」ってなりました。
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