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SKIN 短編のkのレビュー・感想・評価

SKIN 短編(2018年製作の映画)
5.0
"子供の頃は誰も、肌の色で人を差別しない"って話かと勝手に予想して、何気なく観始めた。

なのに何故だ。父親が子どもの髪を散髪している冒頭のシーンだけで、何故だ。

血の気配がする。

父親の仲間たちが出掛けようぜと迎えに来て、皆で海に行く。カラッと晴れた空の下、本物の銃で射的をして遊ぶ。
それだけで、どうだ。

死のにおいがする。
頭の中にこびりついて、身体がどんどん硬直していく。

SKIN。

容赦ない展開。遠慮ない衝撃。

2pacの
"子どもに植え付けた憎しみが社会を蝕む"
という言葉そのものだった。


26日から上映のSKINは、観るのに勇気が必要だけど、今こそ観るべきな映画であることは間違いないはず。
大阪では1館しか上映しないのも、それを物語っている気がする。
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