映画を見る前は、女性キャスターと上司の話だと思ってたけど、映画を見るうちにこれはアメリカ社会を揺るがした女性と男性の話、そして未だに解決していないアメリカの女性と男性の格差問題についての話なんだと思った。
重いテーマなはずなのに、3人の女性キャスターを軸に、とても見やすい映画になっていたことに驚いた。
スピード感があり、ダレるシーンがなかったからだろうか。
3人がエレベーターで一緒になるシーンは何が行われるわけでないのに、何かが起こることを予感させて、とても緊張感あるシーンに仕上がってた。ジャケットにもあるけど、とても印象的なシーン。
女性たちが声をあげても、“今”をすべていい方向に変えることができないのが現状だが、声をあげることで確実に“未来”を変えることができてる。勇気ある行動と、入念な準備がすごいなあと思う。