ゆき

スキャンダルのゆきのレビュー・感想・評価

スキャンダル(2019年製作の映画)
3.7
恩と忠誠心

脚フェチ男の転落は報道の通り。
あくまで、事実を基に脚色した“物語”であるという。どこまでが本人の証言で裏を取っているんだろう。
淡々とエンディングまで駆け抜ける様は、決してドラマティックではない。
数年前の事実ということが頭をよぎり生々しさにゾッとした。
1人の証言で周りの人生も変わる。
視聴者が待つ「恐怖と怒り」を提供する番組。その影の物語もまた、同じものを提供してくれた。
Bombshellな存在を演じた女優たちの凄みを堪能できる一作。

***
アメリカでNo.1の視聴率を誇るテレビ局FOX。テレビ界の帝王とされるCEOにかかるセクハラの嫌疑の行く末を描く。
ゆき

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