「スキャンダル」🎬22
大手テレビ局FOXニュースの元人気キャスター、グレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、CEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)をセクハラで提訴する。メディアが騒然とする中、局の看板番組を背負うキャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、今の地位をつかむまでの軌跡を振り返って動揺していた。一方、メインキャスターの座を狙うケイラ・ポスピシル(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得る。
こちらもやっと見れたー！
見に行く日にち決めたら上映されるスクリーンが急に小さくなるし、それならってことで別の映画館で見ようとしたら終了予定日発表されちゃうし…
間に合わないかと思った。
そんなことありながらも滑り込みで無事鑑賞！最近色々ギリギリだな。
本題に話を戻すと…
映画始まってびっくり！トランプ大統領が選挙真っ最中のシーンから始まる。
最近じゃん！！って思ったのが率直な感想。
インタビューシーンとかニュースのシーンとかTwitterとかめっちゃ使われててトランプ氏のその露出ぷりにニヤッとしてしまった。当時はまさか大統領になるなんて思わなかったし…
そんなことがあった2016年を実話をもとに正々堂々と正義の名の下に映画として叩きのめす。
日本じゃ絶対こんなことできない！
しかも、ことが起きてから短いスパンで作られたのにアカデミー賞ノミネートするクオリティ！アメリカってすごいな。なんて変なところで思ってしまった。
ここから#metoomovement が始まるわけだけど…正直こういう映画って話についていくのが精一杯で苦手分野だから事前に簡単に登場人物だけは調べておいた。
それでも正直色んな人が出てきて苦しんだ。女性陣はキャラが立ってるから分かりやすかったけど男性陣がイマイチピンと来ず…苦笑
観賞後に分かりやすいレビュワーの方達のおかげで事の顛末がよりクリアになった。FOXが保守的だからケイラの同僚の子がレズビアンだから…うんぬんのくだりとかレビュー読まなかったら「ふーん」って感じで終わってたかも。
こういう話って事実をもとにってことだけどどこまでが本当なんだろ。ケイラは特定の人はいないでロジャーの被害者像ってことだけど。
私がロジャーの奥さんの立場だったら開いた口が塞がらないよ。
セクハラって日本でもデリケートな部分だなと。
された側が発表・相談しても「女として思われただけマシ」とか「恩恵を受けてるんだから」とかそういう偏見もあったりして難しいよな。
メーガン・ケリーが立ち上がる姿はカッコよかったな。シャーリーズ姐さん流石です。
私的には☆☆☆.7かな。
