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ラストナイト・イン・ソーホーのkoのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

もう観れそうにないな。しんどかった。
色んな嫌な思いしたな〜。
この時代取り上げて、男に食いもんにされるアニャ見せて、トーマシン叫んで、見せて、見せて、叫んで、大家さんサンディで大量殺人て。
ラスト勝手に自白して、口封じに殺そうとするおばあサンディ怖!
初っ端の自信家で輝いてたサンディ〜〜〜💞💞💞(お歌がお上手)が恐怖に怯えながら働かされるようになるの非常に辛い。
ほぼ全編下着姿のジジイ(大量)が迫ってくる映画だった、こういう問題を扱ったのはわかるけどさすがに、えぇ?これを見るために映画館に来たのか私は???となった。ハグ待ってたよずっと。
映像が綺麗なところはめっちゃ綺麗だし、ビジュアルは限界突破しちゃってるんだけどね。

内容が内容だからあんまり思えなかったけどアニャテイラージョイ、前髪ありふわふわ巻き金髪、素敵な衣装、煙草、最高に決まってる。今よりふくよか。
演技めっちゃくちゃ良かった。内側で揺れ動くものが外側にめちゃくちゃ出てくる演技が大好き❗️高まる感情の全てが顔に出るし、感情を失いかけてるのも全て顔に出る。
壊れていく中でみせる涙、鏡に映る自分が憎い、こうさせた奴らが憎い、写真に映る自分を見ると何もかも違っているとわかる、悔しい、悲しい。
簡単に壊れてしまいそうだけどなんとか抗おうともする芯のある脆い心があって、前半の輝きからどんどん崩れていく夢が鮮明に丁寧に表現されてた。でもくたばらない、復讐心を持って残酷なこともできる不安定な強さも持ってる。かと思えば柔らかい眼差しも見せる。天才です。私がこの映画をそこまで楽しめなかった一番の理由は、サンディの姿がリアルすぎて辛かったからだと思う。過度な露出も、迫られるのも、脅迫されるのも見ていられなかった。顔が最高だから演技なんてできなくていいのに大天才なんだよな、
当初エロイーズ役に考えられてた絶叫クイーンアニャの演じるエロイーズ、考えちゃうな。
(🔥エドガーライトが”ウィッチ”を観た段階でアニャをエロイーズ役に考えて、でもそれ以降の演技の成長が著しかったからサンディの役柄自体を広げてアニャに任せた凄話🔥)

あとエロイーズのデザインがパクリなのが問題にならないかがずっと心配だった。オリジナルじゃなくていいのかな。
支えてくれた男の子いい子すぎ不幸すぎ。
お母さんの自殺が特に何にも繋がってこなくてびっくりした。
最初エロイーズとサンディはリンクしてて実際キスマーク付いたりしてたのに、後半は結構エロイーズが他者としてサンディ守ろうとしてた。
トーマシンマッケンジー、60年代愛しててその時代を一人で夢見るけど、最近の若者とは合わなくて嫌われてしまう田舎娘な感じ、妙に説得力ある。上手い。
不安定な子で都会に飲まれるのめちゃくちゃわかる。
同じ演出ばっかりだったからあまりハマらなかったけど。ウキウキエロイーズは可愛い。
ラスト鏡の中からサンディ投げキッス💞
これからは母とサンディの幻影が時々見えるのかな。
ジャックだと思い込んでた人を問い詰めて事故って警官でした〜〜は何?
音で脅かさないで〜
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