浅く広くてんこ盛りで、結局何が言いたいのかは全く分かんなかったけど、目も耳もずっと楽しかったので良かった。最後までアトラクションに乗ってる気分で観れたし、このモリモリ具合にはなんだか潔さも感じた。
サスペリア、めまい、サイコなど、名作の要素も散りばめられてて良かった。チープな演出も、60年代が舞台ということで楽しめた。
フェミの話としては確かに薄い。母親の幽霊が見えるくだりも要らないと思う。ファッションショーも唐突すぎて蛇足だった。あれは事件から何ヶ月後なのか何年後なのか知らないけど、同級生に刃物突き付けといて普通に学校生活送れてるのはどうなんですかね。夢の話ならどんだけ飛んでもいいが、リアル学校生活だとそうゆう細かいところは気になってくる。だからってジョカスタ、おめーの事は許さない。
まあでも、どうしようもなくサンディが可愛いので、全部OK!現にこの1週間はずっとDOWNTOWNをリピートしている…
余談だけど、決定的なシーンの瞬間に初動デカめの地震が来て、最初演出だと思ってたら違くて普通に酔った。