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ラストナイト・イン・ソーホーのowlマンのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

60年代の音楽、ネオンの色彩、ソファやドレスの質感、本当にその年代に引きずり込まれてしまうような...魅了されていくような世界観でした。

サンディ役のアニャ・テイラー=ジョイさん、エロイーズ役のトーマシン・マッケンジーさん、ジャック役のマット・スミスさん、皆さんとても魅力的で、ファッションひとつとっても『うわぁ!!綺麗っ!カッコいいっ!』と目にネオンが飛び込んでくるようにキラキラとしていました。

見終わった後はパブで楽しんだ後の静けさがありました...
サンディは何故歌手になる“夢”を捨ててしまったのだろう?身体を売ることでしか歌手になる道がないという“絶望”なのか?身体を求める男達を殺め続けそれを“隠蔽”し続けるため?サンディは最終的には“何”を求めて、“何”を手にしたんだろう?と考えると切なくなります。

ネオンが魅力的に輝いてみえるのは、
背景に宵闇があるからなんでしょうね。
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