BROOK

モービウスのBROOKのレビュー・感想・評価

モービウス(2022年製作の映画)
4.0
鑑賞日:2022年4月1日
パンフレット:880円

吹替。


私は、”悪意”には染まらない――!


うん、普通に面白かったと思う。
だけど、他のマーベル作品と比べると、物足りなさがあるかなぁ。
結構、脚本が粗かったような気がする(汗)

モービウスを演じたジャレッド・レトはヴィランキャラを見事に演じ切っていたし、敵対するマイロを演じたマット・スミスも良かったです♪
ヒロインのマルティーヌを演じたアドリア・アルホナはこれから…ですね。


映画は、モービウスがコスタリカの山中の洞窟で自らの掌を切り、吸血コウモリをおびき出すシーンから始まります。

25年前のギリシア…
難病で入院するモービウスの隣りのベッドにルシアンという少年が入院してくる。
モービウスは彼のことをマイロと呼ぶように。

モービウスは幼いながらにして頭が良く、医者のニコラスの推薦もあって、ニューヨークへ。


成長したモービウスは助手のマルティーヌとともにホリゾンという会社の研究施設で血液の難病を治すべく研究を重ねていた。

コウモリから採取した臓器を使い、キメラ細胞の安定化に成功したモービウス。
法律に縛られない国際水域のコンテナ船の中で、ついにキメラ細胞を自身に接種。

直後、モービウスの身体に変化をもたらし…
彼は血を欲するがあまり、船内の傭兵たちを皆殺しにするのだった。


殺人事件を捜査するストラウドとロドリゲスは、意識を失っていたマルティーヌから話を聞くことにするが、彼女は何も話さない。

モービウスを訪ねてくるマイロ。
しかし、モービウスはキメラ細胞をマイロには渡さず。


そんな中、研究施設の女性看護師が何者かに襲われ、血のほとんどを失うという事件が発生するのだった…。


モービウスのオリジンを描いているので、ちょっとエンジンがかかってくるまで時間がかかった印象。
ただ、マイロがモービウスを同じ能力を得てからは怒涛の展開でした!

モービウスとマイロのバトルはどのシーンも見応えがありますよ♪
ほぼほぼ吸血鬼同士のバトルなので、壁を駆けたり、空を飛んだりと、カメラワークも目まぐるしく!!

ただ、モービウスがマイロを元に戻すべく作った血清とか、”血”に関することがちょっとゴチャゴチャっとしていた感じ(汗)

結局、モービウスは人工血液ではなく普通の血液を飲むことを選択したのだろうか?

あと、マルティーヌのことも、これから…なんだろうな(意味深)
ネタバレになってしまうので、あまり多くは語れず。


そういえば、マイケルってチプカシをしていたね。


エンドクレジットの映像は2つあり。
「スパイダーマン ホームカミング」と「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を観ていると一層楽しめるかと。

モービウスがソニーズ・スパイダーマン・ユニバースに今後どう絡んでくるのか、楽しみです!!


余談だけど、、、
今回利用したイオンシネマ熊谷は映写機の設定トラブル?で、映像の陰の部分に緑色が入りまくりで、苦情を言いたいレベルでした。
Twitterで報告したところ、ホームページに電話連絡して欲しいとの告知が掲載されました…。
→電話連絡したところ、「モービウス」をもう一度観るか、ポップコーン券対応に。
最後まで観てしまっているので、ポップコーン券を貰うことにしました♪
BROOK

BROOK