NAOYA

アーミー・オブ・ザ・デッドのNAOYAのレビュー・感想・評価

3.9
『人生で1度だけ自分のために生きられたら』

楽しみにしていた作品!
1カ月前から何度も予告を見てました。
面白かったが、ちょっと期待もし過ぎたかなとも思ってます。

今作の好きな所は・・・、
終盤のゾンビ軍団とのアクション‼️

・ストーリー
ある日突如ゾンビが大量発生、多くの犠牲を払いながらも、ラスベガスにゾンビを隔離することに成功した。ゾンビとの死闘の後、静かに暮らしていたスコットは、謎の男の依頼によって、ラスベガス地下の巨大金庫に眠る大金を狙うべく、ゾンビだらけの超危険エリアへ侵入するという史上最大の強盗計画に挑む…



傭兵軍団のメンバーがみんな個性的で良かったです!

主人公のスコットを演じるデイヴ・バウティスタ。
今作の楽しみだった要因の1つが、彼が主演なことでした!
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で知り、最近では出演作や主演作品も増えてきて嬉しいです。
体格がデカくてアクション映えするし、優しい表情もできるのがイイですね。

その他の女性メンバーもみんなカッコいい。
男性陣よりも目立っていたのでは、と思うぐらいです。

男性メンバーは元軍人やゾンビ殺しのYouTuber、戦闘経験ゼロの鍵開け師からサバイバル系に必ず出てくる嫌な奴と個性豊かな人だらけでした。


そして、ゾンビ軍団!
シャンブラーと呼ばれる、動きがゆっくりな王道的なゾンビ。
アルファと呼ばれる、素早い動きのゾンビ。
そして、王妃と王がいる。特にゼウスと呼ばれる王は超人的な強さです。
さらにゾンビ馬やゾンビトラまで出てきたりと、様々なゾンビが出てくるのは本作の見所の1つと言えます!


2時間28分もある作品ではありますが、個人的には飽きずに最後まで見れたとは思います。
ただ、ストーリー展開的には可もなく不可もなく…といった印象でした。


冒頭のゾンビ登場からの、オープニング中にゾンビ大量発生、軍とゾンビの対決、ゾンビをラスベガスに封じ込めまでがダイジェストで描かれていますが、ここだけで映画1つは作れるボリューム!
てか、作ってほしいです(笑)

中盤の仲間集め、ラスベガスに侵入、金庫を開けるまでが予想以上にテンポが良い。
ただ、金庫にたどり着くのが案外早い。
中盤にもう少しアクションシーンが欲しかったです…。


しかし、金庫が開いてからが本番でした!!
ゾンビ軍団も攻め込んできて、アクションが増し増しに!
これが見たかったんです!!

アルファゾンビとデイヴ・バウティスタのナイフバトルは最高でした!
あのナイフ攻撃を避けまくるゾンビにはテンション上がりました!

その後の大量のアルファゾンビ相手に銃を撃ちまくる銃撃戦も良かった!

ゾンビトラのアクションも何気に好き。
ここだけはゾンビトラを応援しちゃいますよね。

ラストのゼウスvsデイヴ・バウティスタのバトルはヘリコプター内だったので仕方ないとは思いますが、もう少し時間をかけて盛り上げてほしかった気もします。


あと、アクションシーンでデイヴ・バウティスタはかなり目立ってましたが他のキャラが…。
自分はデイヴ・バウティスタのアクションを楽しみにしてたので不満はないですが、そうでない人にとってはどうなのか…。

死に方があっさりなキャラが数人いるのも気になりました…。キャラが個性的なのでもったいない…。

これは他の方のレビューでもよく目にしますが、雨降らないのかい!とか、
チェンソーほぼ使わないのかい!とか、
伏線かと思ってたら、全く回収されなかった点が多々あるのも…。

ゾンビ映画ですが、ハラハラドキドキするシーンは少ないです。むしろ笑えるシーンがある方が印象的でした。
ただ個人的にホラーは苦手なので、ホラー要素が薄かったのは良かったかな。
ただグロいシーンはなかなかあるので、苦手な方はご注意を。


ザック・スナイダー監督のアクション演出は好きだなと改めて感じました!
NAOYA

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