ラスベガスにゾンビが大量発生。襲った相手もゾンビ化するので、次々増殖し続ける。政府はラスベガスを完全に隔離し、なんとかその場をしのいだのだった。妻を失ったスコットは、そこに置いていかれた大金を奪還するミッションに行くことになる。
ザックスナイダー監督といえば、『ウォッチメン』など、小難しく、作家性の高い作品を作ってきたイメージだ。小難しいだけの映画ならいくらでもある。しかし彼とその製作陣はそこにド派手な映像など、大金を注ぎ込む。その結果見せ場が派手となり、多数のファンに支持されるのだ。
そんな彼が作るにしては、本作は驚くほど正統な作りである。決して面白くなくはないが、そこに関してはスナイダーファンなら驚くのではないか。