前作「DUNE part1」ははっきり言って予習しないと何がなんだか分からなかった。なのでここで本シリーズの相関図を整理してみる。
主人公ポール属するアトレイデス家(味方)とハルコンネン家(敵側)が万能資源であるスパイスを巡って争う。
細かい設定は色々あるがここさえ抑えておけば、最低限大丈夫だ。
さて、肝心の内容であるが、映画を観ていれば年に数本、「これは凄い」というものに出会うが、本作はその類だ。ハリウッド、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が本領を発揮したと言って良い。
特に目を引いたのが、中盤ハルコンネン家でのある出来事がある映像的演出を持って描かれる部分である。
その他にも見所満載である。自分は通常の劇場で観てこの評価なので、皆が推奨するIMAX環境ではいかに凄いのかと想像させられる。配信全盛期に劇場のビッグスクリーンで観るべきSF大作の誕生である。