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超擬態人間の440のレビュー・感想・評価

超擬態人間(2018年製作の映画)
4.1
恐怖体験からの進化
天敵から身を守るための擬態

こういった近未来的世界を描いた作品は日本じゃ珍しい気がします。
ユニークな発想で本筋もしっかりしてる。
グロも画的に面白いものばかり。
俺はとっても好きでした。

森の中で目覚める親子。
なぜこんな所に?
たまたま居合わせた警察に助けを求めるが自分は5年前に執行された死刑囚だった。

何が良かったかってエグ味が強いところでしょ。
スプラッター描写ももちろんなんだけど、不親切なくらい説明がない序盤の展開。
唐突すぎて「これはやっちまったかな?」と思っていたら意外にも伏線になってたりして驚いた。

そして人間関係が殺伐としているというかよく分からない感じが作品の雰囲気にマッチ。
それがさらにストーリーの不親切感と合わさりシナジー効果でエグ味を放ってた。

あとやっぱり紹介したくなるスプラッター描写。
底なし沼からの臓物ロープは笑ったけど、オートセックスマシーンは是非皆様に観てほしい。
なたで顔スライスする描写も今まで見た事ない表現で面白い。

続編期待しちゃう終わり方だったので是非製作してください。
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