映画が公開されていた時期、暗いところよりも逆に明るいことが恐ろしいというようなコメントをよく見たけど、よくわからなかった。
ホラーだとか怖いだとかではなく、単純に不快。死体をとにかくグロテスクに見せようとしているようで、理解ができなかった。見せ方にこだわりすぎて、話が置いていかれる感じがした。
セックスシーンは特に不快で、音が耳にこびりつく悲惨な場面だった。映画館で途中退席者が多かったというネット記事を見たことがあるけど、わたしがもし映画館で観ていて席を立つほど耐えられない場面があるとしたらここだと思う。
後味だけでなく、常に不快な作品だった。