Hokkaido

ミッドサマーのHokkaidoのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドサマー(2019年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

うーん、響かず。つまらなかったです。

閉じた世界のカルトものはこの手の作品では定番ですね。
息を吐く様に嘘を付く生贄大好きカルトのキモグロさ加減と北欧の爽やかな陽射しの画のコントラストはまあ新鮮ですが、ストーリー自体に目新しさ面白さは感じませんでした。

元となったと言われる"ウィッカーマン"の方がまだましだったような気がします。
皆騙され過ぎだし、
あんなの見せられて何故皆とっとと帰らないのか不思議で仕方ありません。(逃げるでしょ普通、帰っちゃったらアレなんでしょうけど)

後半は殆どカルト密着ドキュメンタリーみたいなのも、なんだか。
芸術的なグロを見せたかった?



以下どうでも、、、
・序盤に非通知の着信がありましたが、父母妹も無理心中では無く、最初から仕組まれていたんでしょうか。まあ、物語的にはホントどうでもですが。

・こんな事言ったら興醒めでしょうが、この集落は治外法権なんでしょうかね?

・集落内の絵は"ヴォイニッチ手稿"(もっとエグ味控え目ですが)、音楽は古の"ペンギン・カフェ・オーケストラ"を思い出しました。

・生贄やら人身御供があったらしい古代の暮らしでもここまで理不尽なしきたり習わしにはなってなかったのでは無いでしょうか。
そもそも彼等の生贄は何の為なのかがよく解らない、ありがちな飢饉とか災害とかの対策という訳でもなく、繁栄の為っぽいけれど、改めて考えると何の祝祭なのか解ったような解らないようなハリボテ感もまた。
もしかしてそこがホラーでこの作品の見所だったりするのでしょうか?
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