これまたすごい作品を見てしまった！アリ・アスター監督素晴らしい！33歳！ニューヨークで成功する若者って只者ではないですな！！！
見終わって最初に思ったのは、『よくできたマシュー・バーニーかよ！』
アート性が高く、シンメトリックで、緻密に計算された細部をここまで長編で、ストーリー込みで作るとか本当に天才すぎる。
どうやら2回目目見ると、最初のダニーの部屋とかにも色々すでに伏線があるらしく、それは次見るときの楽しみに。
美しくも気持ち悪い壁画の集合寝室、この壁画や何度も出てくるルーン文字も、全て伏線になってて解読してる人いてすごかった。勉強になります…
村に到着したときの、上下反転して、ここから異世界に入りますよ〜のカメラワーク気持ち悪くてニヤついたよね。
クリスチャンが陰毛の入ったパイ食べて、他の人より少し赤めなジュース飲んだ時もニヤついたよね。
ウィルポールターの『やな感じのアメリカ人』の演技にもニヤついたよね。
着てるものでホルガの人なのか外部の人なのか分かりやすくなってるし、ホルガの人たちの着ているものもだんだん白から赤や青の刺繍が濃くなってく演出も細かい。ベストコスチューム賞。
音響・音楽も素晴らしく、これは映画館でないと祭を『体験』できないので、コロナ自粛のこの時期に勇気出して映画館行って良かった。
最後に。MIDSOMMARで色々検索してたら、A24プレゼンツ、檻の熊グッズの公式プロモが公開されてて、めちゃくちゃ笑ったのでぜひ見てほしい。
https://youtu.be/MNz9nkQYag4
