狂気なる祝祭。
A24映画といえば
暗く暗く...低音の中からの恐怖
というイメージであったが
白夜、草原、花冠
透き通る中で高音を鳴らしながらの恐怖。
思っていたよりも難しく捉えたり
メタファーも無いのだが
ひたすらに神経をキリキリとさせるような進行であった。
周囲からも必ず観て欲しい!と言われ
コロナ影響で映画館で見れず
レンタル待ちをしたが故
期待も大きく膨らんだのだが
正直、捉えきれなかった。
よくあるカルト系、悪魔系に終わらず良かったのだが
心理の深いところまで表現されているかと言えば
そこまででは無いのかと。
中盤までの引き込み方や
静寂の中でもヒリヒリさせる展開は見事だったが
後半の回収感も想像を超えてくることはなく残念。
口コミで広まってきて私にも辿り着いたが
私は特に人に勧めることは無いと思う。
観て損は無いけれど
観て深く感じるものもなかった...