スズキさん

ミッション:8ミニッツのスズキさんのネタバレレビュー・内容・結末

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヘリコプターのパイロットの軍人である主人公が任務中に死亡してしまい、ほぼ脳死のような状態でタイムリープマシンに繋がれる。
今朝起きた列車爆破事件の犯人をタイムリープして探し出すループものの映画。

シュタインズゲートのような実際にその時間へ意識を飛ばしてタイムリープをするタイプのように見えた。
が、開発者の博士によると死んでしまった被害者の死亡までの8分間を再現しているだけにすぎないと言う設定。
列車爆破の瞬間に誰かを助けても死んでしまった事実は変わらない。

紆余曲折あり、犯人を捕まえることができた主人公は、最後に無駄だとはわかっているが、乗客全員を助けたい。
そしてそのまま生命維持装置を切ってほしいと願う。

死んでしまったはずの乗客全員が、死の時間に笑って過ごしているあのシーンは個人的に最も好きな場面であった。

ラストの主人公は別の世界線へ移動することができたということなのだろうか?
あの装置は過去の再現装置ではなく、タイムリープマシンだったのか?

感想のら羅列をしてしまったが、テンポよく物語が進んでいき、90分で短く楽しめる良映画だった。
他の方の感想を見て考察をみるのが楽しくなる映画であった。
スズキさん

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