私は「自分が専業主婦になること」を異常に恐れている。正しくは「自分の母親みたいな専業主婦になること」なんだけど、これを言うと専業主婦を見下しているみたいなニュアンスで取られてしまうことがたまにあるんだけど、断じてそうじゃない。そしてこの映画にはなんで恐れているかの理由がほぼ全て詰まってた。私が1番恐れている行動はその辛さゆえに子どもをストレスの捌け口にしてしまうことなんだけど、それは現段階のジヨンにはなくてよかった。
誰にもどうしようもできない辛さが詰まっていて、同じ状況じゃなくたって理解できてしまうのに、まさに今現実にこの辛さの中にいる人はこれを見て救われるところはあるんだろうか？自分だけじゃないんだとわかったとしても、だからこの先どうしたらいい？客観的に考えるきっかけにはなるかもしれないけど、見終わった後にどれだけ話しても解決できない巨大な力を感じた。でも諦めずに話し続けたい。
