Rio

82年生まれ、キム・ジヨンのRioのレビュー・感想・評価

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)
3.8
これは平凡な33歳の女性の゙物語
仕事を辞め
結婚、出産、育児、家事に追われる日々を過ごす主人公ジヨン(チョン・ユミ)
心身に異常をきたし、物忘れが激しくなり、次第に別人が憑依したような発言をするようになる

この時代に生きている女性なら
わかるわ〜
それな〜
って不快な体験
みんな何かしら共感できると思う

痴漢されるのは、隙があるから
いつ結婚するの?
子供はまだ?

はぁーーーーーーーーー

姑の圧!!正月!!痛いほどわかる〜!!

ストレスのリミッターが振り切れちゃったジヨン
別人のように話すというより
知り得ないことをぺらぺら話すのは憑依してるの?どうゆうこと??

ジヨンの夫デヒョン(コン・ユ)
妻に寄り添い理解しようと努力している優しい夫

シャーリーズ・セロン主演の「タリーと私の幸せな時間」では夫が無関心で疲労困憊の妻がぶっ壊れた話
本作の夫はデヒョンは、共に悩んで解決したいと思っているからそこは救い
良い旦那さんやなと思う
頑張ってるのは伝わる
でーも、
そうじゃないんだよな〜って

「手伝う」って言葉って
本来は君の仕事だよってニュアンス
※男性のみなさん、ここテストに出ますよ〜

この作品観たら、今結婚を控えている人、出産を控えている人が不安になってしまうんじゃないかと思った

ジヨンはぜんぜん幸せそうじゃないのが私にはわからなくて、、、
出産も子育ても、そりゃー大変
自分の身体の変化もあるし、産後は寝不足、、、
でも、
そんな辛さも吹き飛ぶほど
我が子の日々の成長が愛おしくて、嬉しくて、、、
何百枚も同じような写真撮った、変化を毎日日記に書いたな〜

私は育休明けて職場復帰したけど
保育園からの熱出ました連絡で早退
「早く帰れていいなー」
なんてイヤミを散々言われた
病院連れてって、一晩中子供の看病
子育てと仕事の両立の辛さを思い知った
そして仕事を辞めた

今は子供中心の生活で、ゆとりをもって働ける仕事を選んだ
もともと超多趣味な私
なかなか映画も見に行けないし
ライブにも行けないけど、、、
たんぽぽ探しにいってダンゴムシ捕まえる穏やかなな日々
ゆうてもあっという間に大きくなっちゃうし、ママ〜ママ〜って必要としてくれる間はそれに答えるのが私の幸せ

人それぞれ何に幸せを感じるかは違う

この作品を観て、女性は、母親は、こうあるべきって無意識の差別や押しつけに気付いてほしい!

とりあえず義父母に観てほしいんだけどw

ムービープラス録画
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